ドキ免 vol2

 というわけで、今日も今日とて勉学に励む日々。
 今日は遂に実車に乗っての技能授業。ふふふ、期待で心が躍って心臓が口から出そう。(それ多分期待じゃない)
 規則? か何かで五分前には乗る車の近くで待っていないといけないらしいので、素直に車の前へ。五分前に車内で簡単な説明でもするのかな? なんて思って待ってたのですが、若干甘い考えだったようです。
 教員が来たのは普通に授業開始時間。なんだろう、この若干無駄気味な五分の待機。寒さに凍えながら待ってた理由はなんなんだ……
 それはさておき、どうやらいきなり車に乗るのではなく、まずは車庫に備え付けられてるハンドリングマシーンなるものでハンドル回しの練習をするとのことで、てくてくと車庫へ。
 ハンドリングマシーンかぁ。どんな機械なんだろう?
 期待に胸を高鳴らせて車庫の入り口を潜り、僕が見たものは……
 ……木の箱にハンドルが刺さっているだけという、マシーンという名称は誇大表現だろとしか言いようの無い物体でした。それが6個くらいずらーっと並んでる様は、僕のマシーンに対する期待感を完全に粉砕するに充分な代物。これがマシーンを名乗るのなら、多分レゴブロックの車のハンドルもマシーンを名乗ることが出来るんじゃないかなと思えるほどのものでした。ちなみに、遊びや抵抗などの概念など無論存在しないマシーン(w)です。
 で、このハ(ry)でハンドル回しの練習を数回行い(途中で我に返ったときの切なさたるや)、遂に実車へ。
 授業自体はまったくもってつつがなく進んだので割愛。死角の説明、乗り方、ミラーやら椅子やらの調整、発進、ローでコース数周、セカンドで数周、加速、減速、停車、雑談、雑談、雑談といった感じでした。大量に生徒がいた割に、コースを走ってたのは僕だけという偶によって満ちた超VIP待遇。まぁ問題なく進むことはいいことなんですけどね。覚えることがたくさんあって、記憶力が腐乱している僕にはなかなか大変です。
 で、その後は午後から学科の授業。これがまた眠いのなんの。教員が喋ってるうちはいいんですが、VTRになると大挙して襲ってくる睡魔。まず役者の演技が超芋い・役者の髪型やら何やらに時の流れを感じる・何故かVTR資料がLD・暗い・机が高い(椅子が低い)・技能で神経使った反動etcetcで普通に寝てしまうところでした。いかんいかん、頑張らねば。
 次回技能はサードギア。加速に慣れないダイチ(20km/hあたりからぎこちなくなってくる)がお送りしました。