一昔前、世の子供達が熱狂した一つのゲームがありました。
 電車に乗って日本中を巡り、全国で物件を買占め、資産を争い、超理不尽な神の魔術で財を一瞬で無に帰されるゲーム。そう、桃鉄という名で親しまれた「桃太郎電鉄」。
 相変わらず絶望的に暇な僕たち。今日はその勢いで桃鉄SFC)を遊んでいました。
 いやぁ、久しぶりにやったんですが、なんとも酷いゲームですね。
 開始早々に貧乏神に取り憑かれ、ゲーム内時間で8年もの間借金生活を送ってみたり(誰も徳政令を使わないという優しさ)。まだ貧乏神だから大丈夫だろと調子に乗った富豪が次のターンキングボンビーとお友達になり、球団込みで買い占めていた物件を一括で捨てられ、一気に最下位争いに行ってみたり。
 長崎付近まで行ったのに、ぶっとびカードで北海道民になった奴がサミット開催したり。冬の日本海のマイナスゾーンで天邪鬼カード(目が1か2しか出なくなるカード)食らったり。
 激しいゲームです。そりゃあれだけ熱中してましたわ。僕らが小学生あたりのころに。
 結局(というか最初から自明でしたが)99年は終わらず、明日以降の思い出したころに持ち越し。多分このまま忘れ去られるんじゃないカナ?